• 2025/07/31 掲載

英アーム、内製半導体開発へ投資拡大 7─9月利益見通し予想に届かず

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Max A. Cherney Arsheeya Bajwa

[30日 ロイター] - ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームのレネ・ハース最高経営責任者(CEO)は30日、内製半導体開発への投資を拡大する考えを明らかにした。設計データをエヌビディアやアマゾン・ドット・コムなどの顧客企業にライセンス供与するビジネスモデルからの脱却を図る。

ハース氏はロイターのインタビューで、新たな半導体の完成品は、アームが既に販売している「コンピュート・サブシステムズ(CSS)」を実体化したものになると説明した。CSSは、半導体設計用の知的財産をセットにしたプラットフォームだ。

その上でハース氏は「われわれが意識的により投資に注力することを検討している分野は(設計を)超えて、チップレットや想定し得る各種ソリューションを構築する可能性だ」と語った。

チップレットは、複数の小さなチップの組み合わせで1つのプロセッサの機能を果たす。

ハース氏はこうした新戦略がいつ収益化につながるか、また具体的な新製品がどのようになるかについては明らかにしていない。

アームがこの日発表した第2・四半期(7─9月)調整後1株利益見通しは0.29─0.37ドルで、中央値はLSEGがまとめた市場予想の0.36ドルに届かなかった。

最近数カ月、アームが人工知能(AI)発展に重要な役割を果たすとの期待感で上昇していた株価は時間外取引で一時約8%下落した。

第2・四半期売上高見通しは10億1000万─11億1000万ドル、市場予想は10億6000万ドルだった。

第1・四半期(4─6月)の売上高は10億5000万ドルで市場予想の10億6000万ドルをわずかに下回り、調整後1株利益は市場予想と同じ0.35ドルとなった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます