- 2025/07/31 掲載
FOMC識者談話
◇秋までに利下げ再開=BMOのグレゴリー氏
BMOの副チーフエコノミスト、マイケル・グレゴリー氏の話
米連邦準備制度理事会(FRB)は予想通り、政策金利を5会合連続で据え置いた。経済の基調は冷え込んでおり、パウエル議長は記者会見で、雇用の下振れリスクに言及した。金融政策は依然として引き締め的で、FRBが利下げの時期が来たと確信するのは時間の問題だ。7~9月期に国内最終需要が停滞し、FRBが秋までに金融緩和再開を探ると予想している。
◇数カ月間は様子見=オックスフォードのピアス氏
オックスフォード・エコノミクスの米国副チーフエコノミスト、マイケル・ピアス氏の話
米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利の据え置きを決めた。金融緩和を望む2人が反対したが、底堅い雇用情勢やインフレを巡る不透明感を念頭に、大半が据え置きに賛成した。トランプ米政権が8月1日の発動をちらつかせる高関税などを踏まえ、FRBは数カ月間、様子見姿勢を続け、12月会合で利下げ再開に踏み切るだろう。
【時事通信社】
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