- 2025/09/05 掲載
景気一致指数7月は2.6ポイント低下、輸出減で2カ月ぶりマイナス
Yoshifumi Takemoto
[東京 5日 ロイター] - 内閣府が5日公表した7月の景気動向指数速報(2020年100)によると、指標となる一致指数は前月比2.6ポイント低下し113.3となった。2カ月ぶりの低下。投資財出荷指数や耐久消費財出荷指数、輸出数量指数が下押しした。
品目別では、半導体製造装置や自動車の輸出減少が幅広く影響した。輸出はアジア、米国、欧州向けいずれも減少した。
一致指数から機械的に決まる基調判断は「下げ止まりを示している」で据え置かれた。
一方、先行指数は前月比0.8ポイント上昇の105.9と3カ月連続のプラスだった。省エネ基準が4月から厳格化されたことによる需要減の反動で増えた新設住宅着工床面積や、新規求人数が押し上げに寄与した。
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