- 2025/09/10 掲載
ファミマ、消費期限延長=弁当など、食品ロス削減へ
ファミリーマート(東京)が弁当やおにぎり、すし約70品目の消費期限を今春から2時間延長していたことが10日、分かった。変更前の19時間から21時間に改めた。原材料費などのコストが上昇する中、食品ロス削減につなげる。
炊飯の工程を見直し、時間がたってもご飯が堅くなりにくいようにした。消費期限延長を踏まえ、今月16日から富山、石川、福井の北陸3県の約550店舗では、パンや総菜なども含めた約800品目について、配送回数を1日3回から2回に減らす。北陸地域の工場では、製造する商品を分担する。
こうした取り組みを通じ、物流費を1割削減できる見込みという。配送の回数減に伴う商品の欠品リスクに備え、冷凍弁当を北陸で販売する。一定期間、効果や課題を検証し、順次他の地域でも配送回数を減らす方針だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕ファミリーマートの看板(資料)
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