- 2025/09/17 掲載
UBS、資本規制対応で全ての選択肢検討 月内に正式コメント=幹部
新たな資本規制は2023年のクレディ・スイス破綻を受けた銀行規制強化の一環。クレディ・スイスはその後、UBSに買収された。
規制案はまだ議会で承認されていないが、UBSが海外子会社に対して100%の資本を確保することを義務付ける内容が盛り込まれている。海外での成長に伴いコストが増加する可能性があることから、UBSは本社移転も含む複数の対応策を検討している。
タックナー氏はロンドンで開かれた銀行業界の会議で「コストやそれぞれのトレードオフを含め、あらゆる対応策を検討している」と述べ、規制案がまだ議論中であることを踏まえると、どのように対応するかを述べるのは時期尚早だと指摘した。
同時に、UBSが米国を世界最大の富裕層市場として重視していることを改めて強調した。
米紙ニューヨーク・ポストは14日、UBSがスイス政府による新資本規制への対応として、米国へ拠点を移すことを検討していると報じた。
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