- 2025/09/17 掲載
BNPパリバ、業績予想期間を28年に延長 収益回復で見通しに自信
BNPは7月に第2・四半期決算を発表した際、厳格なコスト管理の継続やリテール・消費者部門の収益改善により、年後半にリテール部門が力強く回復すると予想していた。
16日、同行は25年の純利益目標を122億ユーロ(143億7000万ドル)で据え置いた。
有形株主資本利益率(ROTE)は、商業銀行、個人金融部門の回復により26年は12%と、24年の10.9%から改善すると予想し、28年の目標を13%に設定した。
BNPは「商業銀行部門の収益はすでに新しい金利環境から恩恵を受けている」と述べ、全部門でコスト抑制策を継続すると説明した。
商業銀行部門の収益回復を踏まえ、普通株式等Tier1(CET1)比率は、27年末までに12.5%に達すると予想した。
27─30年の完全な業績見通しを27年初頭に示すとした。
RBCは、25年目標の再確認と28年までの業績予想期間の延長は、短期的な業績と長期的な成長の両方に対する自信を示すと指摘し、ROTEのさらなる向上は内部要因が鍵になると述べた。
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