- 2025/09/17 掲載
米当局、テスラ車17万台調査へ ドア不具合で子ども閉じ込めも
[ワシントン 16日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は16日、米電気自動車(EV)大手テスラのSUV(スポーツタイプ多目的車)「モデルY」について、電動式ドアハンドルが作動しなくなる恐れがあるとの報告を受け、2021年型以降の車両約17万4000台を対象に調査を開始したと発表した。
NHTSAによると、親が子どもを降ろす、あるいは乗せようとした際に車外からドアが開かなくなった事例について報告が寄せられている。21年型車については9件の報告を受けたという。
NHTSAは、テスラ車には車内に手動解除レバーがあるが、子どもは届かなかったり、操作できなかったりする可能性があると指摘した。
この予備調査は、当該車両に安全上の不当なリスクがあると判断した場合のリコール(回収・無償修理)に向けた第1段階となる。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR