- 2025/09/18 掲載
カナダ中銀、0.25%利下げ 政策金利は3年ぶりの低水準に
[オタワ 17日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)は17日の会合で主要政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げた。雇用市場の弱さとインフレ圧力への懸念低下が理由とした。
これにより政策金利は2.5%と、2022年7月以来、3年ぶりの低水準となった。利下げは6カ月ぶり。
エコノミストを対象にしたロイター調査によると、25bp下げは市場で広く予想されていた。
マックレム総裁は会見の冒頭で、米国の関税の影響により、依然としてかなりの不確実性が残っていると指摘。「経済が弱体化し、インフレの上振れリスクが減少していることから、今後のリスクをより均衡させるために政策金利の引き下げが適切だと判断した」と述べた。
また、「引き続きリスクを評価し、通常よりも短期的な視点で見通しを立て、新たな情報に対応する準備を整える」とも述べた。
同総裁によると、今回の利下げは7人で構成される政策理事会の全会一致の決定だった。
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