- 2025/09/20 掲載
ミネアポリス連銀総裁「年内追加利下げは正当」、政治圧力懸念は否定
[19日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は19日、今週開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイント(bp)利下げと、年内の残り2回のFOMCでの利下げは、雇用市場のリスクにより正当化されるとの認識を示した。同時に、インフレ率が依然として目標を上回り、トランプ政権からの政治的圧力が続く中、連邦準備理事会(FRB)が国民の信頼を失いつつあるとの懸念については否定した。
総裁はCNBCとのインタビューで、トランプ大統領が指名したミラン新理事の参加について、これまでの他の政策当局者と変わりはなかったとした。今回のFOMCは「特筆すべきことがないほど通常通りだった」とし、FRBの議論が必然的により政治的になるとの見方を否定した。
FOMCに参加する7人の理事と12人の地区連銀総裁について「幅広い見解を持つ19人が参加しており、全員が議論に貢献している」と強調。ミラン氏が25bpの利下げに反対票を投じて50bpの大幅利下げを主張し、トランプ氏の金利を巡る意向に沿ったのではとの質問については、コメントを控えた。
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