- 2025/10/22 掲載
ウォルマート、アボットの血糖値モニター販売へ 米小売業者で初めて
これまでアボットのウェブサイトとアマゾンでのみ販売されていたリンゴが今後、ウォルマートの全米3500店舗で販売される。
アボットのほか、持続血糖値モニターを手がける米医療機器のデクスコム、メドトロニックなどのメーカーは、糖尿病に対する意識の高まり、保険適用範囲の拡大、患者による指先採血が不要の技術の利用による需要急増の波に乗っている。
リンゴは通常、上腕後ろ側の皮膚に装着する小型で柔軟性のあるセンサーを備えている。このセンサーが数分ごとに血糖値を測定する。
センサー1つが入った2週間分のパックの価格は48.97ドル。リンゴアプリへのアクセスが含まれており、現在アップルのスマートフォン「iPhone」にのみ対応している。
アボットは昨年、リンゴを自分の健康をよく知りたい消費者向けに発売した。一方、別の血糖測定器「フリースタイル・リブレ」は糖尿病患者向けに、主に処方箋に基づき販売している。
同社の第3・四半期の持続血糖値モニターの売上高は前年同期比20.5%増の20億ドルに上った。
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