- 2025/10/24 掲載
米CPI、9月前月比+0.3%・前年比+3.0% 予想小幅下回る
[ワシントン 24日 ロイター] - 米労働省の労働統計局(BLS)が24日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前年比で3.0%上昇し、前月の2.9%上昇から加速したが市場予想は小幅下回った。
前月比は0.3%上昇、8月は0.4%上昇だった。ロイター調査によるエコノミスト予想は前月比0.4%上昇、前年比3.1%上昇だった。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.2%上昇、前月は0.3%上昇だった。前年比は3.0%上昇、前月は3.1%上昇だった。
政府閉鎖によりデータ集計が不十分だったにもかかわらずCPIは発表された。社会保障局による2026年の生計費調整の算出などに利用するためだ。当初は15日に発表される予定だった。
データ収集が一時停止されたことからCPIの質的内容への懸念が高まっており、11月にも波及する可能性がある。
消費者物価は物理的に月を通して収集されるが、政府機関閉鎖により10月分のデータの半分以上が欠落している。
2013年の政府閉鎖では10月のCPIデータの約75%が収集されていた。
BLSは予算・人員削減のためにリソースの制約に対応、そのため一部地域で部分的にデータ収集を停止している。
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