英中銀副総裁、ステーブルコイン規制で米英の協力強化を呼びかけ

Phoebe Seers　Nell Mackenzie

[ロンドン ５日 ロイター] - イングランド銀行（ＢＯＥ、英中央銀行）のサラ・ブリーデン副総裁は５日、米国と英国がステーブルコインの規制に関して足並みをそろえることが「極めて重要だ」と述べた。

英中銀は１週間以内に、法定通貨やその他の準備資産に連動する暗号資産であるステーブルコインの規制に関する協議を開始する予定だ。

米英両政府は９月、デジタル資産と資本市場に関する協力強化を目的とした合同作業部会の設立を発表した。

英中銀の規制案は決済手段として幅広く利用される可能性がある「システミック」ステーブルコインだけに適用される方針だ。それ以外のステーブルコインは英金融行動監視機構（ＦＣＡ）のより緩やかな規制を受けることになる。