- 2025/11/06 掲載
6%賃上げ要求=26年春闘素案を公表―UAゼンセン
繊維、流通などの労働組合で構成するUAゼンセンは6日、2026年春闘で6%の賃上げを要求する方針の素案を公表した。このうち、基本給を底上げするベースアップ(ベア)は4%で、25年春闘と同水準。賃金水準が低い組合については、格差是正分として1%程度を上乗せする。各労組での協議を経て、来年1月の中央委員会で要求方針として正式決定する。
パート従業員は7%、時給換算で前年より5円高い85円を目安に引き上げを求める。連合は10月23日、賃上げ目標を「5%以上」とする基本構想を示した。UAゼンセンが連合の要求水準を上回るのは4年連続となる。雇用形態や企業規模による格差を是正し、賃金の底上げにつなげる。
UAゼンセンの永島智子会長は11月6日、東京都内で開いた会合にビデオメッセージを寄せ、「今後も賃上げの流れをけん引していかなくてはならない」と語った。
【時事通信社】
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