- 2025/11/07 掲載
ホンダ、通期予想を下方修正 四輪中国販売減と半導体不足で生産減
Maki Shiraki
[東京 7日 ロイター] - ホンダは7日、2026年3月期の連結業績予想(国際会計基準)を下方修正した。通期純利益は前年比64.1%減の3000億円となる見通し。従来は4200億円を見込んでいた。四輪の販売不振に加え、半導体供給不足による四輪の生産減少が響く。
中国資本の蘭半導体メーカー、ネクスペリアの製品供給不足による生産減少が営業利益を1500億円押し下げる。
下方修正後の純利益予想は、IBESがまとめたアナリスト18人の予測平均値6092億円を大幅に下回っている。
四輪の世界販売計画は従来の362万台から334万台に引き下げた。半導体供給不足の影響で北米が従来より11万台下振れるほか、9万台減の中国を含めた東南アジア諸国連合(ASEAN)全体で17万台減少する。
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