- 2026/02/07 掲載
価格変動チケット広がる=混雑緩和、待ち時間も短く―テーマパーク
混み具合などによって価格が変動する入場チケットを導入するテーマパークが増えている。東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)では、繁忙期の入場料金が1万円を超える日が珍しくないが、混雑緩和や待ち時間短縮などのメリットも大きいようだ。
TDRは2021年にチケット価格の変動制を導入。来客数が比較的少ない平日と混雑する土日祝日の価格差を段階的に広げており、現在は7900~1万900円に設定している。運営会社によると、混雑緩和に一定の効果が出ているといい、担当者は「混雑の平準化が体験価値向上につながっている」と自信を示す。
また、1500~2000円でアトラクションの待ち時間を大幅に短縮できる優先チケットも園内で販売。売れ行きが好調なため、来年をめどに事前購入も可能とする方針だ。
USJは昨年5月、一般の入場料を最大1万1900円に引き上げる一方、閑散期の最低料金は8900円に設定。複数アトラクションを短い待ち時間で利用できるチケットも提供している。よみうりランド(東京)に今月5日オープンした「ポケパーク
カントー」も、混雑状況や入場可能エリア数に応じて異なる価格帯のチケットを販売する。
ニッセイ基礎研究所の広瀬涼研究員は、「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視の顧客に新たな選択肢を提供していると指摘。その上で、「今後は特別な記念品や体験など、さまざまな付加価値を組み合わせたチケットも拡大するのではないか」と予想している。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京ディズニーランドのシンデレラ城=2023年4月、千葉県浦安市
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