- 2025/11/07 掲載
スルメイカ漁、事実上再開へ=資源調査で10日にも―北海道
北海道の鈴木直道知事は7日の記者会見で、操業停止命令が出ている小型船によるスルメイカ漁について、道内の小型船に資源調査の目的で計398トンの漁獲を許可する方針を明らかにした。イカ釣り漁が事実上、再開される見込み。対象は道内のイカ釣り漁業許可を持つ漁船約200隻を想定し、10日の開始を目指す。
今回の調査は、道が管理している定置網漁などの漁獲枠398トン分を融通する形で、定置網漁を行う羅臼町の漁業者と最終調整を進めている。鈴木知事は「早く再開してほしいという声が毎日寄せられている。とにかく早く応えたい」と語った。
調査が正式に許可されれば、小型船の漁業者は、操業日数や漁獲量などを調べる道の調査に協力した上で、捕獲したスルメイカを出荷することもできる。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で小型船によるスルメイカ漁の操業許可について説明する北海道の鈴木直道知事=7日午後、北海道庁
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