- 2025/11/11 掲載
米ボーイング、777X認証試験の次フェーズ開始承認取得=報道
長期にわたって遅延している同機のプログラムにとって、1回の評価としては最大規模になるという。
ボーイングの広報担当者はロイターに宛てた電子メールで「われわれは全ての認証要件を満たすため連邦航空局(FAA)の監督の下で作業を続けている」と述べた。
FAAはロイターのコメント要請に今のところ応じていない。
次世代大型旅客機「777X」はボーイングの長期的なワイドボディ戦略にとって非常に重要だが、度重なる認証と生産の遅れにより納入が数年延期され、150億ドル以上の費用が発生し、同社の財務を圧迫している。
ボーイングは先月、777Xの納入開始時期を2027年に先送りすることを決定した。この遅延による損失計上額は約50億ドルに上る。
同社はまた、777-9の認証スケジュール評価を更新し、最初の納入は27年になると予測した。
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