• 2025/11/12 掲載

ソフトバンクグループ、7-9月純利益は前年比2倍以上の2兆5000億円、NVIDIA株売却

保有していたすべてのNVIDIA株を売却

ビジネス+IT

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ソフトバンクグループは、2025年11月11日(現地時間)に発表した2025年4-9月期(7-9月四半期含む)の連結決算で、純利益が約2兆5000億円となり、前年同期(1兆1800億円程度)から2倍以上の増益となった。

この好調の背景には、同社が保有するOpenAI関連の評価益が大きく貢献しており、投資部門である「ビジョン・ファンド」系列の運用益が約3兆5000億円規模に膨らんだことが主因と報じられている。

また、同発表と同時に、ソフトバンクグループが米NVIDIA株を10月に約58億3 千万ドル(約9000億円超)で売却したことが明らかになった。

売却株数は約3210万株とされ、この売却はNVIDIAそのものの評価に反して投資資金をAI分野に振り向けるための戦略的な資産売却と位置付けられている。

ソフトバンクの後藤芳光CFOは、「今回のNVIDIA株売却はNVIDIA自体へのネガティブ判断ではなく、むしろ我が社のAI投資、特にOpenAIへのコミットメント拡大のための資金調達の一環である」と説明しており、今後10年以上にわたるAIインフラ構築を主眼に据えている。

この決算発表と売却の公表により、ソフトバンクグループは従来の通信・インターネット事業から、AI投資を軸とする「投資持株会社」へのシフトを鮮明にした。今後はOpenAIや関連AIインフラ企業 向けの大型投資を加速させる見通しであり、今回の株売却もそのための資金調整と理解されている。

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