- 2025/11/14 掲載
FRB、慎重な対応必要 利下げ余地限定的=セントルイス連銀総裁
[13日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は13日、連邦準備理事会(FRB)の現行政策は「やや引き締め的」な水準よりも「中立」に近い水準にあるとし、金融政策を過度に緩和的にせずに追加的な利下げを実施する余地は限られているとの見方を改めて示した。
ムサレム総裁はインディアナ州のエバンズビル大学で行った講演で、インフレ率はなお高すぎる水準にあるため慎重な対応が必要になるとし、「目標をなお上回っているインフレ率に引き続き注意を払いながら、労働市場に一定の支援を提供していく必要があると考えている」と述べた。
ムサレム総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っている。
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