- 2025/11/14 掲載
タタ・モーターズ商用車部門、下半期に1桁台後半の需要増加を予想
[13日 ロイター] - インド商用車最大手タタ・モーターズ・コマーシャル・ビークルズ(TMCV)のマネジングディレクター兼最高経営責任者(CEO)のギリシュ・ワグ氏は13日、2026年度下半期(25年10月─26年3月)の需要について1桁台後半の伸びを見込んでいると明らかにした。政府の減税と建設業の回復が背景にある。決算発表後の電話会見で語った。
同日発表した第2・四半期決算は、損益が一時的な減損処理により10億2000万ルピー(1160万ドル)の赤字となった。
特殊項目を除いた利益は前年同期比約57%増の175億7000万ルピーだった。祭事期の小型貨物トラックへの旺盛な需要が寄与した。
上半期の売上高は同約3%増加した。
インド政府は9月22日に需要喚起のために物品・サービス税(GST)を簡素化し、商用車の税率を28%から18%に引き下げた。
TMCVは10月に乗用車部門から分社化し、12日にインド株式市場に上場した。両部門はタタ・モーターズ・グループ傘下で独立して運営されている。
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