- 2025/11/14 掲載
中国京東集団、第3四半期は予想上回る増収 政府補助金が寄与
米国預託証券(ADR)1株当たりの調整後利益は3.73元で、アナリスト予想の2.79元を超えた。
徐冉(サンディ・シュウ)最高経営責任者(CEO)は決算発表のアナリスト電話会議で、第3・四半期はユーザー基盤と顧客の購買頻度の両方が伸びたと説明し、年間アクティブ顧客数が10月に7億人に達したと付け加えた。
昨年9月に始まった政府による消費財買い換え支援政策の恩恵も受けている。
京東集団は、11日終了した「独身の日」にちなんだ約1カ月にわたる商戦で過去最高の売上高を記録したと明らかにした。北京を本拠とするコンサルティング会社の易観によると、この期間中のJDドットコムの売上高は8.3%増加した。
また京東集団は新規事業分野への投資が成果を上げ始めていると述べた。ただ、モルガン・スタンレーは先週末にかけて、京東集団の投資判断を「イコールウエート」から「アンダーウエート」に引き下げた。政策効果の先細りと新規事業への絶え間ない投資が長期的に収益成長を大幅に鈍化させて構造的に利幅を圧迫する見通しを理由に挙げた。
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