- 2025/11/18 掲載
中国小鵬汽車、第4四半期売上高見通しは市場予想に届かず
国内EV市場で長引く価格戦争や競争激化を背景に、成長が鈍化する恐れが示唆されている。
シャオペンは昨年、低価格のサブブランド「MONA(モナ)」の最初のモデルとなるハッチバッククーペ「M03」を発売し、手頃な価格帯の主力製品と位置付けている。
ただサード・ブリッジのアナリスト、ロサリー・チェン氏によると、M03の投入と高度運転支援技術や自動運転技術などへの投資削減で、20万元を超えるモデルにおけるシャオペンのブランド訴求力が失われたという。
シャオペンは今月、空飛ぶクルマのコンセプトカーや次世代ヒト型ロボットも公開したが、こうした長期的なプロジェクトには多額の研究開発投資が必要で、目先の収益を一段と圧迫する可能性もある。
第3・四半期の売上高は203億8000万元と市場予想の範囲内。純損益は前年同期の18億1000万元の赤字から3億8090万元の赤字に改善した。
納車台数は前年同期比で149.3%増加。通年の納車台数の伸びは36.6-44.3%と見込んでいる。
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