- 2025/11/19 掲載
米11月住宅建設業者指数38、低調傾向続く=NAHB
同指数は、建設業者の業況判断の分岐点となる50を19カ月連続で下回っている。ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月から横ばいの37だった。
NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディーツ氏は「労働市場の軟化と家計の財政状況の逼迫が厳しい販売環境の一因となっており、需要側の弱さは依然として続いている」と述べた。
現在の販売状況を示す指数は2ポイント上昇の41となった一方、向こう6カ月間の販売予測を示す指数は3ポイント低下の51となった。購買見込み客足指数は1ポイント上昇の26となった。
値下げを実施したと報告した住宅建設業者は41%と、2020年5月以来の高水準となった。平均値下げ幅は6%、購買意欲を喚起する施策を提供した住宅建設業者は65%と、いずれも横ばいで推移した。
NAHBのバディ・ヒューズ会長は「より多くの建設業者が、価格引き下げなどの施策を利用して契約を結んでいるが、潜在的な買い手の多くはまだ様子見の状態にある」と述べた。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR