- 2025/11/19 掲載
米、スリーマイル島原発再稼働へコンステレーションに10億ドル融資
[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米政権は18日、ペンシルベニア州スリーマイル島原子力発電所1号機の再稼働を計画する電力大手コンステレーション・エナジーに10億ドルを融資したと発表した。
同社は昨年、2019年に閉鎖された1号機(835メガワット)を再稼働させてマイクロソフトのデータセンターに電力を供給する契約を結んだ。
同原発2号機は炉心溶融(メルトダウン)事故が発生して1979年に閉鎖されている。
米国の電力需要は人工知能(AI)の普及などを背景に20年ぶりに増加している。
エネルギー省融資プログラム局のグレッグ・ビアード局長は、同局には2500億ドル以上の資本があるとし、「大部分は大規模原子炉開発の再活性化に充てられる」との見方を示した。
コンステレーションは融資によって資金調達コストが削減されると説明。既に数百人の労働者を採用し、インフラの点検を終えたほか、原子炉の主要機材を発注したと述べた。
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