- 2025/11/19 掲載
原油先物は下落、米在庫増加で供給過剰懸念
0200GMT(日本時間午前11時)時点で、北海ブレント先物は0.28ドル(0.43%)安の1バレル=64.61ドル、米WTI先物は0.24ドル(0.4%)安の60.5ドル。前日はそれぞれ1.1%高、1.4%高だった。
市場筋によると、米石油協会(API)のデータで14日までの1週間の原油在庫は445万バレル、ガソリン在庫は155万バレル、留出油在庫は57万7000バレル、それぞれ増加した。
中国の証券会社Haitong Futuresは19日のリポートで、原油・燃料在庫の増加を示すAPIのデータは「需要の弱さと原油価格の弱気な見通しを示唆している」と述べた。
米政府の在庫統計は19日に発表される。ロイターが8人のアナリストを対象に実施した調査では、14日までの1週間に原油在庫が約60万バレル減少したとみられている。
前日の原油先物は、米国の制裁がロシアの原油輸出に及ぼす影響を評価する動きや、ウクライナによるロシアの製油所などへの攻撃を受けた供給逼迫懸念から上昇していた。
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