東京海上、純利益予想を下方修正　外貨間為替影響やアジア生保減益

Kentaro Okasaka

［東京　１９日　ロイター］ - 東京海上ホールディングスは１９日、２０２６年３月期通期の連結純利益予想を従来の９３００億円から９１００億円（前年比１３．８％減）に下方修正すると発表した。

ＩＢＥＳがまとめたアナリスト１１人の純利益予想の平均値９９５５億円を下回った。外貨間為替の影響やアジア生保での減益、東京海上ダイレクトの引受拡大に向けた広告費増を織り込んだ。

年間配当予想は従来の２１０円から２１１円（前期実績は１７２円）に上方修正した。

同時に発表した２５年４─９月期の連結純利益は、同０．２％減の６８６８億円だった。