- 2025/11/21 掲載
米消費者、42%が感謝祭にクレカ利用予定 前年から上昇=調査
[ニューヨーク 20日 ロイター] - 信用情報会社トランスユニオンの調査によると、感謝祭シーズンの買い物にクレジットカードを利用する予定の米消費者の割合が、前年と比べて上昇した。調査は10月に、3000人の消費者を対象に実施した。
感謝祭からサイバーマンデーまでの買い物の支払いにクレジットカードを使用すると答えた消費者は42%で1年前の38%から増加。
また調査では、およそ55%の消費者が今後12か月間の家計について楽観的な見方を示したが、この比率は昨年の58%から低下した。
調査によると、金銭面での最大の不安要因は依然としてインフレであり、消費者の86%がこの問題を懸念。リセッション(景気後退)の可能性や住宅価格の高騰も懸念事項として挙がった。
トランスユニオンのシニアバイスプレジデント兼グローバルリサーチ&コンサルティング責任者であるチャーリー・ワイズ氏は「高所得層は引き続き消費に積極的」と指摘。「低所得層は昨今の生活費高騰に苦しんでいる。しかし、失業率が低い中、クレジットカードや無担保ローンの延滞は抑制されているようだ」と述べた。
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