- 2025/12/19 掲載
ドコモ、住信SBIネット銀を改称 資本再編で三井住友信託と折半
[東京 19日 ロイター] - NTTドコモ、三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行は19日、住信SBIネット銀行の商号を2026年8月3日付で「ドコモSMTBネット銀行」に変更すると発表した。住信SBIネット銀行のネオバンク基盤を軸に、ドコモの顧客接点やデータ、三井住友信託銀行の信託機能を組み合わせ金融サービスの利便性向上を目指す。合わせて、議決権を均等化する資本再編も発表した。
ネオバンクとは、スマートフォンで取引が完結するデジタル銀行サービス。会見したドコモの前田義晃社長は「これまで通信を起点として、ポイント、決済、エンターテインメントといったサービスを提供してきた。これからは、ネオバンクがハブとなり、あらゆるサービスとつながる」と述べた。
合わせて資本再編を実施することも公表。ドコモが保有する住信SBIネット銀行の普通株の一部(約500億円)を三井住友信託に譲渡、住信SBIネット銀行は三井住友信託を割当先に第三者割当増資(約300億円)を行う。取引後の持株比率はドコモ55.37%、三井住友信託44.63%となるが、ドコモ保有のA種種類株式を普通株に転換し、最終的に、議決権比率は50%ずつになるように調整する。
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