- 2026/04/24 掲載
独IFO業況指数、4月は20年以来の低水準 イラン情勢で悲観的見方
Maria Martinez
[ベルリン 24日 ロイター] - 独IFO経済研究所が24日発表した4月の業況指数は84.4で、前月の86.3(改定値)から市場予想(85.5)以上に低下した。2020年5月以来の低水準。イラン紛争で企業の悲観的な見方が強まっている。
IFOのクレメンス・フュースト所長は「イラン危機がドイツ経済に深刻な打撃を与えている」と述べた。
現況指数は86.7から85.4に低下し、期待指数も85.9から83.3に低下した。
IFOの調査責任者クラウス・ヴォールラーベ氏は「ドイツ経済は自信を失いつつある」と指摘した。調査によると、企業センチメントはすべての業種で悪化した。
ハウク・アウフホイザー・ランペのチーフエコノミスト、アレクサンダー・クルーガー氏は「イラン紛争の状況が一進一退となる中、センチメントは引き続き大きく悪化している」と指摘。エネルギー価格が高止まり、あるいは一段と上昇すれば国内経済は停滞に近づくとの見方を示した。
ドイツ経済省は22日、2026年と27年の成長見通しを下方修正し、インフレ見通しを引き上げた。
コメルツ銀行のチーフエコノミスト、イェルク・クレーマー氏は、ホルムズ海峡が5月末に再開したとしても、今年の成長率は0.4%ポイント程度下振れする公算が大きいとし、海峡封鎖が長引くほど景気後退リスクは高まると述べた。
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