- 2020/08/14 掲載
コロナワクチン開発のキュアバック、IPOで2.13億ドル調達=関係筋
新型コロナの有望なワクチン候補を開発している企業が株式を新規に上場するのは初めてとなる。
関係者によると、IPOでは、仮条件の上限だった1株16ドルで1333万株を売却した。株式時価総額は約28億ドルとなる。
キュアバックのコメントは取れていない。
同社は、メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した新型コロナなどの治療法を研究。ライバルのモデルナ
mRNAを利用すれば、治療で重要な役割を果たすタンパク質を患者自身の体に合成させることができると期待されている。
ドイツ政府は6月、キュアバック株の23%を約3億4300万ドルで取得。戦略上、国益に重要な企業と位置付けているとみられる。7月にはグラクソ・スミスクライン(GSK)
米マイクロソフト
新型コロナ以外にも、がん、狂犬病などの治療法を研究している。同社の文書によると、独SAP
IPOの引き受け主幹事はバンク・オブ・アメリカ、ジェフリーズ、クレディ・スイス。
キュアバック株はナスダック市場で14日から取引が開始される予定。
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