- 2020/09/29 掲載
午前の日経平均は反落、米大統領候補の討論会に関心
29日に米国で米大統領候補のテレビ討論会を控えていることから、様子見ムードもある。市場では「トランプ大統領の攻撃的な発言に対し、バイデン氏がそつなくやり過ごせるか注目。バイデン氏は年齢的な部分に焦点が当たると不利かもしれない」(エコノミスト)との声が出ていた。
東証1部の売買代金は1兆0598億円。東証33業種では、鉱業、情報・通信、電気機器など5業種が値上がり。半面、電気・ガス、石油・石炭製品、医薬品、銀行などが値下がり率上位に入った。
このほか、NTT<9432.T>によるNTTドコモ<9437.T>の完全子会社化の検討が話題となっていた。NTTがドコモ株の株式公開買い付け(TOB)を実施する方向という。TOB価格の設定の際、プレミアムが上乗せされるとの思惑から買いが先行し、ドコモ株はストップ高買い気配となっている。
市場では「コロナ禍で企業を取り巻く環境も変わってきた。必要なものは買う、必要ないものは売るという事業再編がテーマになりそうだ」(東洋証券ストラテジスト、大塚竜太氏)との声が聞かれた。
東証1部の騰落数は、値上がりが677銘柄に対し、値下がりが1417銘柄、変わらずが65銘柄だった。
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