- 2025/04/30 掲載
スタバ、四半期世界売上高が予想以上に減少 米景気不透明感で
Juveria Tabassum
[29日 ロイター] - 米スターバックスが29日発表した第2・四半期(1─3月)は、世界既存店売上高が1%減少し、市場予想の0.26%減を超える落ち込みとなった。米マクロ経済を巡る不確実性が高まる中、米国で高価格帯の商品に対する需要が低迷した。
ブライアン・ニコル最高経営責任者(CEO)は、経営再建に向けて課題に直面しているとの見方を示した。「業績はまだわれわれの進展を反映していないが、当社の計画にはモメンタムがある」と述べた。
北米の既存店売上高は1%減。市場予想は0.24%減だった。
一方、国際部門の既存店売上高は2%増と、市場の減少予想(1.13%減)に反し好調だった。
グレーターチャイナ(大中華圏)は横ばい。前四半期までは4四半期連続で減少していた。スタバは中国事業を長期的に成長させることにコミットしていると述べた。
中国からの輸入品に対する米関税の影響を軽減するため、必要に応じて生産の移転や現地化を進める方針も示した。
第2・四半期の調整後1株当たり利益は0.41ドルで、予想の0.49ドルを下回った。
引け後の時間外取引で株価は6.5%下落した。
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