- 2020/11/25 掲載
中国経済活動、来年は合理的な水準に回復=李首相
李首相はこの日、世界銀行や国際通貨基金(IMF)、世界貿易機関(WTO)、経済協力開発機構(OECD)など主要な国際6機関の幹部らと会談。その後の会見で「中国は今年、プラスの経済成長を達成できる。来年は経済活動が合理的な範囲に回復すると予想している」と語った。
中国の2020年第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.9%増加。1─9月期は前年同期比0.7%増だった。
李首相は「対外開放を引き続き拡大する。貿易黒字を追求することは絶対にない」と強調。輸出入における公平性を重視し、貿易収支の均衡を目指すとした。
会見前に中国外務省が発表した声明では、李首相は継続的かつ安定的なマクロ経済政策を維持し、多くの改革措置を行い、合理的な範囲への経済活動の回帰を促進するとした。
また、中国は積極的な財政政策と安定的な金融政策を引き続き実施するとした。
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