デサント、２２年ぶり希望退職＝収益改善へ１１０人募集

スポーツウエアのデサントは２５日、国内事業の収益改善に向け、国内で１１０人の希望退職を募集すると発表した。同社が希望退職を募るのは、１９９８年度以来２２年ぶり。応募者には退職金を積み増すほか再就職の支援も行う。

対象は、国内の販売職を除く４０歳以上の正社員と契約社員の計約４５０人。同社はグローバル路線からアジア市場へ事業の集中を進めており、これに伴う構造改革の一環として実施する。費用は約１０億円で、２０２１年３月期決算に特別損失として計上する。

【時事通信社】