- 2020/11/27 掲載
カナダ運輸省、航空機検証で関与拡大へ 737MAX墜落事故受け
同省の民間航空部門担当者ニコラス・ロビンソン氏は、航空機の検証や737MAXに関する公聴会で「異なる当局が、それぞれのメーカーとの間でやり取りしていることをわれわれは見なければならない」と述べた。
米連邦航空局(FAA)は、737MAXの運航再開を承認すると既に発表しており、カナダも近々承認する見通し。
ただ、FAAが737MAXに関して承認した事とカナダが航空会社のために義務付ける事の間には、訓練なども含めて必ずしも一致しない。
これまで各規制当局は、ボーイング航空機に関するFAAの指針を順守していたが、FAAの緩慢な監督体制が問題視されると、FAAの指針に対してより慎重になっている。
ロビンソン氏は「この航空機の特定の点に関して情報が提供されなかったことは公の記録となっている」と指摘し、「そうした状況は変えなければならない」と述べた。
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