- 2020/12/03 掲載
米、成長加速でも雇用の完全回復困難=フィラデルフィア連銀総裁
年内から来年第1・四半期にかけ、成長は緩やかにとどまり、コロナ前の水準を引き続き下回ると予想。「経済は頭打ちの兆しが見られ、新型コロナの流行継続や財政支援の消滅が原因と考えられる」と述べた。
また、来年の春か夏までにワクチンが広く普及すれば、経済成長は年後半に加速する見込みだが、各企業ともコロナ禍で自動化や人員縮小を進めているため、これまでに失われた雇用の多くが回復しないと警告。米連邦準備理事会(FRB)の緊急融資プログラムは延長することが望ましいとした。
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