- 2026/08/05 11:05 掲載
オープンAI、アップルの営業秘密侵害訴訟に反論「不注意で攻撃的、奇妙なほど個人的」
自社の主張を裏付ける手段として、オープンAIは一部のメールやテキストメッセージの記録を一般公開した。公開された記録には、アップルが起用した外部代理人弁護士がオープンAI側の担当者を誤認してメールを送信した連絡上の手違いが含まれている。加えて、リウ氏の退職後であるにもかかわらず、アップルの現職従業員が同氏に対して継続的に技術的な助言や業務上の協力を求めていたやり取りも開示された。オープンAIはこれらの記録を根拠として提示し、データへのアクセスは窃盗ではなく、アップル従業員からの協力要請に応じた結果に過ぎないと示している。
一方でアップル側は、リウ氏が2026年2月から4月にかけて、認証バグを利用してサードパーティー製のクラウドストレージに侵入し、未発表アーキテクチャを含む膨大な技術ファイルを無断でダウンロードしたと主張している。アップルは、オープンAIが公開したメッセージは初期の限定的な協力を示すものに過ぎず、不正アクセスを正当化する理由にはならないと反論している。また、タン・タン氏に関する疑惑についても、アップルは同氏が採用面接の過程で現職従業員に極秘のプロトタイプを持参するよう指示したと非難している。しかしオープンAIは、タン氏が他社の機密情報を持ち込まないよう厳格に指導していた事実を強調し、疑惑を強く否定している。両社の対立は、次世代AIデバイス覇権を巡る競争を背景に激しさを増している。
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