- 2020/12/03 掲載
EU予算と復興基金、承認なければ域内経済麻痺=ポルトガル首相
欧州議会のサッソーリ議長との共同記者会見で「われわれは来週、合意に達しなければならない」と指摘。来年1月1日までに予算や復興基金を確保するための必要な手続きを次回の欧州理事会で承認しなければ「EUの経済活動は麻痺するだろう」と述べた。
ポルトガルは2021年1─6月のEU議長国。
EUの2021─27年予算と新型コロナ復興基金を巡っては、資金へのアクセスを巡り法の支配の尊重が条件に盛り込まれたことを受け、ハンガリーとポーランドが採択に反対した。
コスタ首相は「今は制度的な問題を協議している場合ではない。パンデミック(世界的大流行)や経済危機、失業者への迅速な対応が必要で、一刻の猶予も延期もない」とした。
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