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- 2025/12/17 掲載
RPAナシで仕事を自動化?AIブラウザ「ChatGPT Atlas」の地味だけど凄い“裏ワザ4選”
1986年生まれ、横浜育ち。オンライン動画でITスキルを教える人気講師。「多くの人に、仕事を自動化してラクにする方法を伝えたい」という想いから、Excelやマクロ、AI関連の書籍を執筆するなど発信活動を行う。YouTube総再生回数1300万回、チャンネル登録者数11万人超。また、オンライン動画教育プラットフォーム「Udemy」では22万人以上の受講者へ動画コースを展開している。著書に累計4万部以上のベストセラー『生成AI最速仕事術』(かんき出版)、『Excel×Copilot AI仕事術』(日経BP)、『学習と業務が加速するChatGPT×Excel VBA&マクロ』(ソシム)、『Excel VBA塾』(マイナビ出版)、『エクセル兄さんが教える世界一わかりやすいMOS教室』(PHP研究所)などがある。
AIブラウザ「ChatGPT Atlas」の“2つの凄い点”
皆さんが日常的に使っているWebブラウザと言えば、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどが主流だと思います。そうした中で、最近登場した「ChatGPT Atlas」は、これらのブラウザと同じようにWebサイトを閲覧するためのソフトですが、決定的に違うのは「AIが搭載されている点」「Webブラウザ上の操作であればAIが代わりにやってくれる点」です。このAI搭載ブラウザを使えば、ChatGPTに指示を出すだけで、質問への回答を得られるだけでなく、その指示に関わるWebブラウザ上の操作自体も代わりに進めてくれるのです。私が特に注目しているのが、この「自動操作」の機能です。
具体的にどのような機能なのか、筆者が試して便利だと感じた活用術とともに説明していきます。
活用術(1):Web上の情報を自動取得→Excel化
たとえば、Webサイトに掲載されている商品データをすべて調査・取得し、それをExcelファイルにまとめる、といった作業があるとします。この作業をやるには、従来であれば手作業で1つひとつ各Webサイトの情報をコピー&ペーストしたり、専門的なツールを使ったりする必要がありました。しかし、ChatGPT Atlasを使えば、AIに「このサイトの商品データを取得して、Excelで出力して」と指示するだけで、AIが自動でサイト上を動き回り、情報を収集し、最終的にExcelファイルとしてまとめてくれるのです。
実際に私が試したデモでは、商品一覧が複数ページにわたっているサイトでも、AIが「次のページ」を認識して、すべてのページのデータを漏れなく収集してくれました。
このように、これまで手間がかかっていた定型的な作業をAIに丸投げできる。この効率化の可能性に、私は非常に大きな魅力を感じ、現在さまざまな検証を進めています。
活用術(2):利用しているSaaS上の単純入力を自動化
たとえば、私は個人事業の会計処理をWeb上の会計ソフトで行っていますが、この会計ソフトは、クレジットカードの明細と連携して自動で仕訳をしてくれる便利なシステムですが、勘定科目が間違っていることが少なくありません。
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