- 2020/12/08 掲載
豪企業信頼感指数、11月は大幅上昇 景況感指数は長期平均超える
信頼感指数は9ポイント上昇し、プラス12となり、4カ月連続の上昇となった。景況感指数は7ポイント上昇しプラス9となった。
景況感指数は感染状況が特に深刻だった4月にマイナス34を記録したが、その後改善が続き、11月には長期平均のプラス6を超えた。
NBAのチーフエコノミスト、アラン・オスター氏は「他の先行指標も11月に改善した。設備稼働率は大幅に上昇し、将来の受注に関する指数もプラスに転じた。今後活動が活発になることを示している」と指摘。「それを踏まえた上で、完全な回復にはまだ時間がかかる」との見方を示した。
11月の企業の取引と収益性を示す指数は上昇した。一方、雇用指数はマイナス圏にとどまり、企業が新規採用に依然二の足を踏んでいることが示された。
将来の受注を示す指数はプラス6に上昇。設備稼働率も79.3%と大幅上昇した。
オスター氏は「第4・四半期も経済活動が大幅に増加することを指標は示している」と述べた。
第3・四半期の豪GDPは前期比3.3%増加し、市場予想の2.6%増を上回った。
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