- 2020/12/08 掲載
11月の街角景気、7カ月ぶり悪化=コロナ急拡大に懸念
内閣府が8日発表した11月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数(季節調整値)は、前月比8.9ポイント低下の45.6にとどまり、4月以来7カ月ぶりに悪化した。新型コロナウイルス感染急拡大への懸念から、2~3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は10月に比べ12.6ポイントの大幅低下となった。
内閣府は緊急事態宣言が解除された5月以降、基調判断を随時上方修正してきた。しかし、今回は急速なコロナ拡大を受け「着実に持ち直している」から「持ち直しに弱さがみられる」に、4月以来となる下方修正を迫られた。
先行きについても、感染が広がってきた2月(17.2ポイント)以来の低下幅で、「感染症の動向に懸念が強まっている」と警戒した。
【時事通信社】
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