- 2020/12/09 掲載
格安への移行手数料撤廃=auとソフトバンク、批判受け
KDDI(au)は9日、グループ内で展開する主力ブランドから格安ブランドに乗り換える際の手数料を来年2月以降、撤廃すると発表した。ソフトバンクも同日、来春から、ウェブで手続きする場合は無料にすると公表。総務省が手数料を問題視して是正を求めており、受け入れた形だ。
政府の携帯電話料金引き下げ要請を受け、KDDIとソフトバンクは10月、それぞれ格安の「UQモバイル」「ワイモバイル」で割安プランを打ち出した。しかし、格安から主力への移行は割引の適用で手数料が実質無料となる一方、主力から格安の場合はグループ内でも最大1万5500円(税別)の手数料が発生する。このため、武田良太総務相は「(料金の)高いブランドに囲い込むスキームを堅持している」と批判していた。
【時事通信社】
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