- 2020/12/15 掲載
キューサイ買収を正式発表=ユーグレナ、ファンドなど2社と
ミドリムシ原料の健康食品などを手掛けるユーグレナは15日、投資ファンドなど2社と共同で、青汁などを扱うキューサイ(福岡市)を買収すると正式発表した。取得額は400億円程度とみられる。高齢者層に根強い人気を持つキューサイの健康食品を取り込むことで関連事業を強化し、バイオ燃料など他事業への投資も拡大する。
アドバンテッジパートナーズ(東京)、東京センチュリーと特別目的会社を設立し、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスからキューサイ全株式を来年1月に取得する。ユーグレナは1年以内に特別目的会社への出資比率を49%まで高め、キューサイを連結子会社化する。
ユーグレナは東証1部上場で、ミドリムシ原料の健康食品や化粧品、バイオ燃料の開発を手掛ける。キューサイは経営陣による自社買収(MBO)により2007年に非上場化。コカ・コーラの前身会社が10年に約360億円で取得していた。
【時事通信社】
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