- 2020/12/15 掲載
三菱電機、車載ラジオを不適合のまま出荷=EU向け33.5万台、ノイズ混入
三菱電機は15日、欧州連合(EU)向けの車載用ラジオ受信機をEU規格に不適合のまま出荷していたことが分かったと発表した。ノイズ混入の恐れがある。2017年6月以降、約33.5万台を出荷。外部試験で不適合が判明した後も設計変更を行わずに出荷を続けていたといい、同社は「再発防止策を徹底し、信頼回復に努める」と陳謝した。
年内改正のEU規格への適合性を社内で調べたところ発覚した。対象は同社三田製作所(兵庫県三田市)が設計を担当し、17年6月から20年10月にかけてカーオーディオ向けに出荷された製品。17年の外部試験の結果で不適合と判定されたにもかかわらず、実際の製造品と異なる一時的な改造品で適合認証を受け、出荷し続けていた。
【時事通信社】
PR
PR
PR