- 2020/12/16 掲載
ロシア関与疑惑のサイバー攻撃、一部PE企業の投資に影響
ソーラーウィンズは13日、3月と6月のソフト更新が「国家による非常に高度で的を絞ったサプライチェーン攻撃」にひそかに遭っていた可能性があると発表。同社株価はこの日5%超下落し、前週末からは20.8%安となった。
シルバー・レイクはソーラーウィンズ株を40%、トーマ・ブラボーは33%を保有しており、株安を受けて評価額はそれぞれ23億ドルと19億ドルに減少。ただ両社の投資額はともに12億ドルで損失には至っていない。また、ソーラーウィンズの2018年の株式公開以降、株式売却でシルバー・レイクは1億9460万ドル、トーマ・ブラボーは2億3467万ドルの利益を得ている。
シルバー・レイクはコメントを控えた。トーマ・ブラボーはコメント要請に応じていない。
PR
PR
PR