- 2021/01/07 掲載
新会社「日本の造船所」発足=前田社長、国内で事業継続
国内造船業首位の今治造船(愛媛県今治市)と2位のジャパンマリンユナイテッド(横浜市、JMU)は6日までに、液化天然ガス(LNG)運搬船を除く商船の設計・販売を共同で行う新会社「日本シップヤード」(NSY)を東京都内に設立した。都内で記者会見したJMU出身の前田明徳社長は「日本で造船業を続けていく」と語った。
「日本の造船所」を意味する新会社の資本金は1億円。今治が51%、JMUが49%出資し、合わせて約510人が出向する。NSYの檜垣清志副社長は「激しい戦いが続く国際市場で何としてでも勝ち残りたい」と強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕新会社「日本シップヤード」(NSY)を設立した国内首位の今治造船と同2位のジャパンマリンユナイテッド(JMU)の関係者。左から千葉光太郎JMU社長、檜垣清志NSY副社長、前田明徳NSY社長、檜垣幸人今治造船社長=6日午後、東京都港区
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