- 2021/01/08 掲載
景況感、7カ月ぶり悪化=12月、コロナ再拡大―帝国データ
帝国データバンクが8日発表した2020年12月の景気動向調査によると、企業の景況感を示す景気動向指数(DI)は前月比0.4ポイント下落の35.0となった。悪化は7カ月ぶり。新型コロナウイルス感染再拡大で観光支援事業「Go
To
トラベル」が停止された影響などで景気の持ち直しの動きが止まった形だ。
景況感は全ての企業規模で悪化し、サービス業や小売りなど10業界中8業界が前月比マイナスとなった。緊急事態宣言の再発令で景気の先行きに対する懸念は強い。帝国データは今後について、「一時的に(景気は)後退するが、コロナワクチンの普及による消費回復で春ごろに底打ちする」とみている。
【時事通信社】
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