三菱ケミカル、ジャパンコーティングレジンと東栄化成の統合について発表

三菱ケミカル株式会社（本社:東京都千代田区、社長:和賀 昌之、以下「MCC」）の全額出資会社である、ジャパンコーティングレジン株式会社（本社:大阪府大阪市、社長:中井 洋、以下「JCR」）と東栄化成株式会社（本社:東京都中央区、社長:黒田 裕紀、以下「東栄化成」）は、2021年10月1日付で、JCRを存続会社とする吸収合併の方法により統合することといたしましたので、お知らせいたします。

JCRは、水系エマルジョン技術基盤をもとに多様な樹脂の乳化技術に強みを持ちます。一方、東栄化成は、アクリル系コーティング材用樹脂やその他各種樹脂の重合・配合・分散製造の少量生産体制を活かした柔軟なオペレーションを強みとしております。今回の統合を通じて、両社がそれぞれ培ってきたコーティング材事業に関する知見・製造技術を集約することで、付加価値の高いソリューションを幅広く提供する体制を確立します。

MCCは今後もグループの総合力を生かした事業展開を行うことで、コーティング材事業の成長・強化を目指していきます。