- 2026/07/28 06:10 掲載
【時短】ChatGPT×パワポ連携が凄い…全スライドに「爆速・自動」で画像を入れる裏技
1986年生まれ、横浜育ち。オンライン動画でITスキルを教える人気講師。「多くの人に、仕事を自動化してラクにする方法を伝えたい」という想いから、Excelやマクロ、AI関連の書籍を執筆するなど発信活動を行う。YouTube総再生回数1300万回、チャンネル登録者数11万人超。また、オンライン動画教育プラットフォーム「Udemy」では22万人以上の受講者へ動画コースを展開している。著書に累計4万部以上のベストセラー『生成AI最速仕事術』(かんき出版)、『Excel×Copilot AI仕事術』(日経BP)、『学習と業務が加速するChatGPT×Excel VBA&マクロ』(ソシム)、『Excel VBA塾』(マイナビ出版)、『エクセル兄さんが教える世界一わかりやすいMOS教室』(PHP研究所)などがある。
【ついに来た!】ChatGPT×パワポで何ができるようになる?
これまで、Microsoft PowerPoint上で動作するAIツールとしては、各社からさまざまなアドインが提供されていました。しかし、ついにOpenAIから公式のAIアドインである「ChatGPT for PowerPoint」が登場し、ビジネスパーソンの間で大きな話題を呼んでいます。ChatGPT for PowerPointは、PowerPoint内にサイドバーとしてChatGPTのチャット画面を呼び出し、対話形式でスライドの操作を指示できる画期的なツールです。
筆者が実際に試して特に有用だと感じたのが、スライドの内容を踏まえて画像を生成し、PowerPoint上に配置させる使い方です。テキスト作成やスライド構成の修正に加え、差し込み画像の作成まで同じサイドバーから指示できます。
筆者としては「Microsoft 365 Copilot in PowerPoint」や「Genspark for PowerPoint」といった既存のアドインに比べて画像生成能力が高いと感じました。この機能を活用すれば、フリー素材サイトでイメージに合う画像を検索し、ダウンロードしてスライドに貼り付け、サイズを調整するという今まで手作業で行っていた一連の作業の大部分をAIに任せることが可能になります。
ただし、アドインを導入しただけでは、画像入りスライドを思い通りに連続生成できるとは限りません。複数ページを崩さず処理させるには、画像を配置する枠の作り方と、AIの暴走を防ぐプロンプト設計が重要です。
ここからは、OpenAIが紹介する基本的なプロンプトを確認したうえで、筆者が検証してたどり着いた画像の連続生成・配置のコツを解説します。
【基本操作】OpenAI公式プロンプトを使ってできること5選
ChatGPT for PowerPointについて、開発元であるOpenAIは基本的な使い方を示すプロンプト例を紹介しています。OpenAIが紹介している代表的な機能とプロンプト例を確認してみましょう。
- 「このメモとKPIから10枚の進捗報告スライドを作って」
手元にある雑多な資料やデータ、メモ書きをサイドバーのChatGPTに与えるだけで、初稿となるスライドを自動で作成してくれます。 - 「市場概況の後にリスクのスライドを追加して」
既存デッキ(スライド資料)の構造を読み取り、新しいスライドの追加や既存スライドの改訂ができます。 - 「この資料を経営層向けに引き締めて」
対象とする読者やターゲットに合わせて、テキストのトーンや文言を整えることが可能です。 - 「この資料のストーリーを教えて」
スライド全体の構成や論理の流れを分析し、不足している論点がないかを教えてくれます。 - 「このメモを5枚のスライドにして」
1枚のメモから5枚のスライドを生成します。ただし、完成度は元のメモに含まれる情報量や具体性に左右されるため、出力後の確認と修正が必要です。
これらのテキストベースの機能に加えて、本アドインの真骨頂と言えるのが「画像生成とレイアウト調整」です。サイドバーのチャットから「画像を生成して」と指示すれば、スライドの内容に合った画像をその場で生成してくれます。
さらに、「複数のスライドに連続で画像を生成して」と指示すれば、複数ページ分の画像をまとめて作成してくれます。また、「レイアウトを整えて」と指示することで、生成された画像やテキストの配置、収まり具合を自動で調整してくれるのです。
画像生成のクオリティは非常に高く、ビジネス資料における「差し込み画像」や「挿絵」をオートマチックに作成させる用途において、大きな威力を発揮します。 【次ページ】【活用術1】狙った位置に画像を自動配置する簡単テクニック
業務効率化のおすすめコンテンツ
業務効率化の関連コンテンツ
PR
PR
PR