- 2021/01/28 掲載
時間経過とともに被害放置=不正引き出しで―日本郵政社長
日本郵政の増田寛也社長は28日、オンラインで定例記者会見を開いた。ゆうちょ銀行の不正出金被害が補償されないまま最大約3年放置されたことについて「取締役会でも(被害)報告がなされていた形跡があるが、時間経過とともにそのままとなり、3年も置かれていた」と述べた。
その上で「なぜこのようなことが許されたのか、常に問い掛けていかなければいけない」と語った。ゆうちょ銀は8日、全社的に苦情・相談を一元管理する体制を整えるとともに、経営幹部が解決が長引いている案件への関与を強めるなど再発防止策を発表している。
【時事通信社】 〔写真説明〕オンライン記者会見する日本郵政の増田寛也社長=28日午後、東京都内
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